TAO 発達障害の科学 ASDそして福祉の科学を目指して
TAO 発達障害の科学
自分は埼玉県の社会福祉法人けやきの郷に35年おりました。けやきの郷は昭和60年(1985年)の開所であり、開所前から勤めました。最初に開所した入所施設は、初雁の家と言います。
この初雁の家の開所時からの嘱託医が、太田昌孝先生です。開所当時太田先生は、東京大学附属病院精神神経科の医師でした。その後、東京学芸大学の教授となられました。(太田先生は2018年に亡くなられました)太田先生に自分が学んだことが発達障害の科学です。福祉施設にいては到底経験できない学会、研究会、研修会、等々様々な機会をいただきました。
太田先生は長年の臨床から太田ステージ(認知発達に基づいた発達障害の理解)を作りました。当時の東大病院の心理担当の永井先生と共にです。この太田ステージを基に成人期の臨床を整理するようにと開所して間もない時期に宿題を与えられました。この太田ステージが発達障害の科学の基本でした。
今回は簡単な説明ですが、このホームページではTAO発達障害の科学そして障がい者と福祉施設ー強制退所は許されるのかーについての情報を発信して行きます。